ODIN HVLSファン

モーター

ドイツから輸入したIE2省エネ・高効率モーターです。モーターの中心軸は42CrMo材製、出力軸径は35mm、ダブルオイルシールと低圧鋳造アルミニウムを採用しています。減速機内には特殊潤滑油が封入されており、長寿命でメンテナンスフリーです。

コントローラ

CorTecコントロールボックスは、Danfoss社製の周波数変換器とSchneider社製の電気機器を採用し、無線干渉抑制機能とブレーキ機能を備えています。さらに、地絡、過熱、過電流、不足電圧、過電圧、短絡、欠相などの複数の警報保護機能を備えています。ボックス本体の外側には透明な観察窓があり、動作状況をリアルタイムで観察できます。ボックス前面には、動作表示灯、無段階速度調整ノブ、3段階速度スイッチが装備されています。

概要

CorTecは、ブレード要素運動量理論に基づき、ファンブレードの最適な曲線と角度を特定するために、設計を繰り返し検討しました。実際の外観をご確認になりたい場合は、直接お問い合わせください（実寸は機密情報であり、特許取得済みです）。

CorTecは、ANSYS FLUENTシミュレーションを用いて数十種類の異なる空力設計を比較し、同等の出力条件下で最大の風量を生み出す形状を特定しました。以下の画像は、2つの異なるファンブレード形状を示していますが、回転によって生成される風速ヒートマップは大きく異なります。具体的には、左側の風量は右側よりも5.7%多くなっています。

構造

CorTecファンブレードの内部構造は特殊な設計を採用しています。2
本の連結補強リブと4本の非連結補強リブを備えており、ファンブレードの軽量化と破損耐性の向上を実現しています。
ファンブレードをプラグインに接続し、ナットとナットでファンブレードとプラグインを締め付けると、2本の「E字型」補強リブには一定の変形能力があります。ファンブレードが上から下への締め付け力を受けると、補強リブがわずかに曲がり、プラグインとファンブレードの緊密な接続を確保するだけでなく、ファンブレードの構造強度も確保します。

梁接合部

CorTec の特別な設計は、8mm 厚のプレート、特殊な曲げ、ロボット溶接技術を採用しており、ファンの安全性を完全に確保して、事故の発生を回避できます。